10年前の英検®と比較
教室には2004年のものから現在までの英検の過去問があります。
ここ5年でも随分と試験の問題は変わりましたが
10年前と現在とでは問題のレベルが大違いです。明らかに難しくなっています。
私が英検2級に合格したのは1993年?ちょっと忘れましたが
準1級は2017年に受けて合格しているので鮮明に覚えています。
英検資格に有効期限はありません。
私が仮に2017年に準1級を受けなければ90年代の2級実績のままですが
当時の2級レベルと現在では相当な開きがあると思います。
それでも「英検2級保持者」として履歴書などに書けてしまう。
準1級も90年代、2000年代ではレベルが全く違うと思います。
自戒の念も込めて、資格を有している者はアップデートの意味でも
その資格、またはそれ以上のレベルに挑戦、合格していかないと
現在からみるそのレベルは保たれないのではと。
というのも、下記の問題は準2級問題。
久々に2007年の問題に目をやり、よぎりました。
現在英検3級講座を受講しているマイティの小3・5年生。彼ら、解けるのでは!?
と、試したくなる問題でした。
5月30日の英検試験日まで時間がないので省きますが、現在の子どもたちの方が
ひと昔前の子どもたちよりはるかに英語レベルは高くなっています。
*ちなみに、このような形式の準2級問題、
現在ではさらに選択肢は「句」となり内容も難しくなっています。
2007年はもちろん私は講師として働いていました。
変わらない仕事をずっとしていますが、いつしか月日が経っていて
こんなに問題の難易度に変化があるとは驚きです。
難易度が変わらない問題もあるため、そこをピックアップして
現在の子どもたちに過去問として提供しています。
リーディング問題以外にも
英作文やリスニング問題もあるので、てんてこ舞いですが
学校帰りの眠くなる時間帯が我々の業界の仕事のため
頑張る子どもたちをいかに興味を持たせてついてこさせるか。
マスクをしているので顔芸は効きませんから
毎回時間との闘い。しゃべりで勝負のちょっとしたエンターテイナーです。
英検の問題を何題も解いてきているのだなあと
月日の経過と同時に自分の年齢にも驚いた瞬間でした。