【NEW】小学生クラスの宿題の様子
木曜日小学3年生クラス。
現在は様々な英単語を触れ、耳を慣らす時期となります。
加えて勉強に興味関心の強い時期に入りますし、小学校に慣れた3年目の彼らは、かわいさと幼さと逞しさが混ざった時期だと感じます。
学習は、ただ「楽しい」だけでは定着せず、逆算したときに、彼らは必ず中学生、高校生になるため、そこを念頭に彼らの英語学習に責任を感じながら進めています。
6月は教科の英単語を学習しました。
小学3年生から、「理科」「社会」と教科名が変わり、彼らが最も学ぶ意欲の高まる時期です。
本日の時間割を英語で発話練習をしたり、各教科の学習内容に基づいた英単語をピックアップして学んだり、彼らが知っている日本語が増えればそれだけ英単語も増やすことができます。
絵が得意な児童は絵を描きたがります。
たまたまこのクラスの児童は絵を描くことが大好きなため、絵を描く宿題を出します。
英単語のみを書き、それを家で読んで絵にすることで、私も彼らが読めているかどうか判断します。
また、絵を描くことで楽しんで宿題をしてほしいとも思っています。
何より、翌週に添削する私の楽しみでもあります。
彼らも褒められる喜び、私も褒めれる喜び。
楽しい英単語から、文章で聞き取る力と読めるようになることは、徐々に必要な彼らのスキルとなります。
漢字、ひらがな、かたかなを使用する日常言語から、アルファベットを使用する英語は彼らにとっては非日常。
あふれているカタカタは時に英語のようで、しかし英語ではないカタカタ(たとえばパン、ホッチキスなどのオランダ語由来のもの)も外来語のためカタカナ表記となります。日本の中には英語ではないのに英語っぽいたくさんのカタカナがあふれていて、子どもたちはその違いなどを理解することは難しいです。
そこを全くの理屈抜きでできるのが小学生英語の一番のメリットだと思っています。
中学校からは英語は学問となります。
ここで必要なことは、生徒の英語への耐性と学問である英語の面白さを知ることです。
日本人は国語の授業で日本語文法を習いません。感覚で習得している部分があるため、「時制」という概念がないまま、中学英語教育では日本語文法にはない「時制」という概念を教えていきます。
こうして、外国語習得には「文法学習」は必要不可欠であることを、日本語講師の勉強から学んでいます。
難しく、なんとなく嫌になる学問英語に入る前に、小学生での英語学習は必要であると様々な経験からも思います。
また、私が英語教室を立ち上げた経緯でもあります。
本当は未就学児からがいいとも思っています。
英語に慣れるのは幼い方が簡単です。
未来の彼らには、英語があると視野が広がり楽しみも増すのではと思っています。