マイティは、理系に進む生徒が多かったです
去年の高3生が卒業してからもう半年。彼らはすこぶる元気に大学生活を満喫しているようで嬉しい限りです。
大学合格実績の更新を今更、今頃なのですが更新し、ここ2~3年は理系の生徒しかいなかったなあと。
私は英語しか好きではない中、どちらかというと、英語が苦手という生徒たちばかりだったなあと懐かしく思い出していました。
マイティは英語が強みで、ましてや幼い頃からの継続でリスニングが得意なのですが、なんと理系生にはその優れたリスニング力より筆記試験の能力の方が重視されています。大学によっては、共通テストの得点比率は、筆記試験:リスニング試験=4:1などです。大学により異なりますので、志望校の得点比率は必ずチェックさせています。
一昨年、去年とマイティの高校生全員、理系大学を志望で、リスニング力よりリーディング力に重きを置かざるを得ませんでした。
リスニングが常に悠々と7割から8割獲得できても、理系生の受験期には宝の持ち腐れ。
しかし、理系分野に進んでいる彼らこそ、実は英語を使用する機会が多くなるように感じます。
リスニングは離れると衰えますが、また聞き始めるとそのスピードに慣れて聞こえてきます。
若い時獲得したリスニング力は落ちません。一方、受験期に必死に獲得した語彙力はリスニングほどの定着はないように感じます。
一つに、リスニング力は継続の長期戦、受験英単語は短期戦の違いかなと思います。
文系生の場合、国際系などの英語が日常の分野では、高校英語より実用英語とアカデミックな専門性の高い英語を学ぶようになるので、英語力は高校卒業を境に、進学した分野で大きく変わると思います。
どちらにしても、せっかく英語を読む力、聞く力をつけて高校を卒業したのですから
「話す」英語にも着目し、思うように話せないというストレスはありますが、世界中の人たちの考えや視点を肌で感じてもらえたらと思います。
文系、理系に関係なく、英語は世界共通語。
現在、私は大学で日本語を語学として学んでいますが、日本語の難しさを痛感しています。
日本語も英語も唯一人間が使用するツール。真逆の位置に値する言語、日本語と英語。
大変ですが…しかし、これらを上手にネイティブのようにを目指すのではなく、翻訳こんにゃくのAIも味方につけながら、当たり前のように両言語を(方言、共通語のように)使い分けれる大人になって欲しいなと応援しているところです。